水のまち

囚われの女の水のまちのレビュー・感想・評価

囚われの女(2000年製作の映画)
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何不自由ない故の未熟さが、大人の恋の前に脆く、邪推の迷宮で壊れていく。まるで最初から破局であるかのように重々しく、長回しでヒリヒリと、悲しみだけが迫ってくる。愛を知らない男から、逆に愛とは何かを教えられた戒めの代償に、失恋したときのような苦しさが残った。
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