色々な魅力ある主人公が登場するピクサー作品。
喋るおもちゃや、蟻、魚。そして喋る車やモンスター、家ごと浮かせた老人。
聞くだけで「え?」となるような魅力を持つピクサーの主人公達。
そこで今作の主人公は「弓がうまい女の子」。
…………なんだかなぁ…と、思ったのです。
正直この映画にあまり関心が湧かなかった理由が主人公に目新しさが無かったからなんですよね(;_;)
そしてこの映画は主人公だけでなく、雰囲気すらも"ピクサーらしくない"ものでした。
簡単に説明しますと"お母様に腹を立てたメリダがお母様を熊に変えてしまう"話です。
………夢も希望もありません。笑
映像もピクサーらしく無かったです。
キャラクターデザインといい、世界観といい、どうしても「ドリームワークス」映画を見ている感覚に陥りました。
最初から最後までダークな世界観で貫き通した「メリダと恐ろしの森」。
個人的には全然ありな映画でした。
まずダークな世界観の映画が大好きだし、それを大好きなピクサーがやっている時点で嫌いにはなれなかったです。
ストーリーも良かったです。ストーリーを通してキャラクターへの愛着が湧いていくのはさすが、ピクサー。
ダークすぎないようにギャグをたくさん入れている感じは正直微妙でしたが、根本的なストーリーは最後まで楽しむ事ができました。
けど一回でいいですね。
今後またこういった雰囲気の映画を作るんだとしたらやめて欲しいです。
ピクサーのダークなイメージの映画はメリダだけであって欲しい
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[脚本面]☆☆☆
[映像面]☆☆☆☆
[ストーリー性]☆☆☆☆
[オススメ度]☆☆☆☆
ロッテントマト78%