このレビューはネタバレを含みます
お見事、、、!!!
すごいスカッとする脱獄劇だった。描写が痛々しい場面もあったけど、最後はとっても爽やかなエンディングだった、、
あそこで起きていることってひと昔の刑務所では実際に起きていたようなことなのかな。だとすると刑務所って本当にどん底、、必死に生きるか死ぬかの2択しかないっていうのも納得する。
レッドがやっと仮釈放された時の「更生」という言葉は少し考えさせられた。確かに刑務所は罪を犯した人たちを更生させるはずの場所なのに、そんな機能ができていないのかもね、、むしろそこで腐敗する人が多い。だからレッドも希望は危ないと口酸っぱく言ってたんだろうなあ。
個人的にはあの図書館で働いていたBrooksの話が何とも言えなかったな、、誰もが釈放を望んでいるのに、いざ釈放されても社会不適合者としてのレッテルを貼られ、馴染めず、「こんなんだったら刑務所に残った方がマシ」と思ってしまう、、何て皮肉な、、
でもやっぱり犯罪犯した人ってやっぱり「そういう気質がある」とか思われちゃうだろうし、社会更生って本当に難しいんだろうね、、何か良いシステムができれば良いんだけどね。
でも結局はアンディみたいに個人の気持ちの持ちようなんだろうね。そういう意味で本当に人生って自分次第なんだなあと、、。あんなどん底でも希望を持ち続けてコツコツと復讐劇の計画を立てて、見事に脱獄、、
希望って根拠のないものだけど、自分を動かすモチベーションにはなるもんね。