トイプー

ショーシャンクの空にのトイプーのネタバレレビュー・内容・結末

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

ずっと観たいと思っていた作品の1つ。
これぞ映画!!
これぞ名作!!

小説が原作だけど、実際の塀の中もこんな感じなのかと想像する。
いくら犯罪者とはいえ、人権がまるで無い。
しかもアンディは冤罪。
犯されるシーンや暴力を振るわれるシーンは辛過ぎて直視出来ない。
自分だったらあっという間に精神崩壊して、廃人になると思う。

当初はアンディ役にトム·ハンクスやトム・クルーズ、ケビン・コスナー等が検討されていたらしいけど、 売れっ子過ぎる俳優じゃなくて良かったと思う。

モーガン·フリーマンの圧倒的な存在感と演技力!
木の下から出てきた手紙を読むシーンで何度も周りを確認する等細やかな演技だったなぁ

人生の何十年も塀の中で暮らしてると、いざ出所となっても喜ぶ人ばかりじゃないんだね。
社会に適応出来なくて塀の中に戻りたいと考えたり、自ら命を絶ってしまう人も。
何とも表現出来ない複雑な感情になる。

そして、ここで描かれてる中で最大のクズ野郎は所長!!
囚人になってアンディと同じ目にあわせてやりたかった!!(特に犯されるとこ!)

刑務官の暴力と殺人が平然と行われている。
被害者からすれば犯罪者が受けてる仕打ちは当然の事なのかもしれないけど、
本当にこんな世界だったのかな。

ラストシーンの青い海を見たとき、ようやく晴れ晴れとした気持ちになった。
                                                                                                                                                                                                                                                              
カットシーンも全部通しで見てみたいなぁ。
トイプー

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