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ショーシャンクの空にのAKANEのレビュー・感想・評価

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)
5.0
非の打ちどころなし。142分が一瞬でした。妻とその愛人を射殺した罪に問われ、無実を訴えるも終身刑の判決が下り、冤罪によって投獄された有能な銀行員が、不正や買収が蔓延る腐り切った刑務所の中でも希望を捨てず生き抜いていく姿を囚人同士の人間関係を通して描くヒューマン・ドラマ。今でこそ名作と言われている本作ですが公開当時は製作費を下回る興行収入だったことには驚きを隠せない(めちゃくちゃ隠せない)映画史に残る傑作の一つであるのに、当時のアカデミー賞はすべて逃していることから映画批評家ではなく、世間の人々の口コミで広がった傑作と呼ばれているのにもドラマがあります。2015年にはアメリカ合衆国議会図書館によってアメリカ国立フィルム登録簿に「文化的、歴史的、芸術的に重要な映画」として保存されまた。この最高にクールな作品の脚本・監督を務めたフランク・ダラボン監督、初映画がこれなんて…えぐすぎる。

1994年 ←イマココ!
ショーシャンクの空に / The Shawshank Redemption

1999年
グリーンマイル / The Green Mile

2001年
マジェスティック / The Majestic

2007年
ミスト / The Mist

『The Majestic』以外はみてるから、そのうち観てみよう。他の作品すべて自分好みなのもすごい。それにモーガン・フリーマンを初めてナレーションに起用したのもフランク・ダラボン監督なんだって。センスの塊すぎてバケモノ説あります、彼。

あたしのおすすめシーンは署長がキレてる後ろでアインシュタインがベロ出してるポスターが映り込むところです。やっぱり名作って言われるだけありました。その一言に尽きます。もっとはやく観ればよかったですㅠㅠ

(『DOMINO』のお口直しで観たのは内緒)
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