2度目の鑑賞。
改めて観て、純粋な面白さに圧倒される作品。最悪な始まりから希望に満ち溢れたラストシーンまでに至る道が素晴らしい。自分らしく生きようとするアンディーの生き様、最高でした。
この作品、やっぱりアンディーの天才っぷりに驚かされる。初見時も最後の怒涛の展開に驚かされたんだが、2回見てもいつどこでそんな計画を練り上げたのかまるで分からん。
序盤の展開と有名なシーンで何となく結末は予測できる気持ちになるんだが、それに付随してくる諸々がまるで予想出来ん。
だからこそクライマックスがとんでもなく気持ちいい。
冒頭の絶望感から、段々と中の暮らしに慣れていって彼らしく生きられるようになる希望を描いた後、絶望のドン底に叩き落とされて迎えるクライマックスなので、鑑賞者に与える感情の波が見事。
辛いからこそ最後が眩しい。すげえ面白いよ。
