このレビューはネタバレを含みます
今年に入ってちょうど50作目ということで、久々に再視聴。
やはりものすごく面白い最高傑作だと思う。
刑務所に慣れ、覚悟を決め、脱獄を実行する工程のどれも完璧で、分かりやすいたくさんの伏線回収は見応えがあり、最高の没入感と緊張感を終始感じられる。
途中プリズンブレイクと混合し、あれ?所長室で家の模型作らないんだっけ?と錯覚したが、完璧なストーリーテリングの無駄のなさから、それに気づく。
無実での投獄という大きな失敗?を、刑務所という世界で着実に既得権益を獲得しながら細かな成功を重ねていき、最終的に希望を果たすが、失われた19年間を考えると、ハッピーエンドではないところが、人生観を考えさせられるテーマがすごいと思う。
さて、自分も、金庫にしまう聖書と7ドルのロックハンマーを買いに行こうかな…