"必死に死ぬか。必死に生きるか。"
絶望の「ミスト」を見たあとは、希望の「ショーシャンクの空」を。
永遠の名作!2回目の鑑賞。
ジャケットがなんだかGLAYのヴォーカルっぽいって思っちゃってごめんなさい。一番心震えるシーンなのに…!笑
大手銀行の副頭取のアンディーは、妻とその不倫相手を射殺した容疑で終身刑の判決を受け、ショーシャンク刑務所に送られる…
モーガン・フリーマンの心地よい語りによって綴られる、アンディーという人物と、刑務所での生活。
若くてスベスベしたティム・ロビンス。中性的で清潔感があってなんだか美しい。男色家たちにおしりを狙われるのも分かる気がするよ。笑
このアンディーも言ってしまえば超不運な男。
銀行で働いていた知識や経験を駆使して、刑務所内で人の役に立とうと奮闘するけど、それを利用していい思いをしようとする所長たちからひどい仕打ちを受ける。
なぜ正気を保っていられたのか…?なぜ希望を捨てずにいられたのか…?
誰にも何にも、奪うことのできないもの。彼の心にはずっとあの真っ青な太平洋が広がっていたのかなぁ。
そういう揺るぎないものが自分にも欲しいけど、モーガン演じる友人のレッドが忠告した、「希望を持つことは状況によっては危険だ。」ってのも真実な気がする。
どうしてもダメージが少ないほうに逃げたくなる…
でもあの最後の景色は、めげなかった人だけがたどり着けた、忍耐と勇気の確かな報酬。
いい映画ってエンドロールでじんわり涙がにじみますよね。ほっこり♡