ショーシャンクの空にの通りすがりのアランスミシーのレビュー・感想・評価

正統派ドラマの傑作。
事故物件が多いスティーヴン・キング原作では珍しいほどの成功例で、モダンホラーの帝王には珍しい非ホラー作品。
概ね原作に忠実だが、映像映えしない枝葉のエピソードはカットし、抜けた部分はオリジナルのエピソードを足して厚みを出している。
全編でも特に印象的なオペラ鑑賞のシーンはフランク・ダラボンが書き足したオリジナル部分で、ここは特に映像化でもうまくいっている部分。
脚本を勉強する人にはぜひ見てもらいたい、正統的で理想的な脚本の映画。