まなん

ショーシャンクの空にのまなんのレビュー・感想・評価

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)
4.7
やっと観れました
無実の罪で刑務所に入れられた男が30年と言う長い年月をかけて脱獄する物語
冤罪で捕まったにも関わらず騒ぐことなく冷静なアンディ
その希望がいつになるかもわからない中でただ地道にコツコツと日々過ごす
普通だったら耐えられない状況の中で冷静にいられたのは希望を持って必死に生きていたから
彼らは何十年も刑務所で暮らしている
早く釈放されたいと願っているのは入ってきた時だけ
月日が経つにつれ釈放を望まない
なぜなら刑務所に慣れてしまい社会で生活することが不安だからだ
特に高齢になった受刑者は社会に受け入れてもらえない
そのシーンがとても複雑で悲しかった
刑務所の警察も必要以上に厳しくし、人格を否定してるのがクソだった
明らかに正義であるはずの存在が悪だった
罪を犯すことは決して許されることではない
今作では"更生"というワードがテーマになっていたが、更生なんてない
罪を犯したら一生胸に刻んで生きていくしかないのだ
今後罪を犯すことのないようにただ生きていくだけ
2020.4.18U-NEXT
まなん

まなん