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ショーシャンクの空にのuhkumaのレビュー・感想・評価

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)
4.3
10年以上ぶりの鑑賞だった。
当時は子どもだったから、その物語には衝撃を受けたものの、物語を通して何が伝えられようとしているのかまでは理解できていなかった。

改めて観て、この映画が伝えようとしていたのは"希望(≒可能性)"だということがわかった。
子どもの頃には、意識せずとも心の中にある"希望"が、大人になっていくにつれて、意識しなければあるのかないのかもわからなくなっていく。
(希望は、探すことを諦めなければ、なくなることはない)

何歳になっても、"希望"を持ち続ける/探し続けること。
それは、誰のためでもなく自分のための希望。
そして、"希望"を胸に、辛くても諦めずに生き続けること。
ときには諦めたくなることもあるだろう。
その方が楽だと思うこともある。
であれば、その前に最後の力を振り絞って心の中にある微かな希望に火をつけて、『必死に生きてみる』のはどうだろうか。

その先には、必ずや新たな希望がみえてくる。
そんなメッセージが込められているように感じた。
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