ふわふわ

海の上のピアニストのふわふわのレビュー・感想・評価

海の上のピアニスト(1998年製作の映画)
5.0
映画の面白さ、素晴らしさを知った映画で一生好きだと思う。

素晴らしい音楽、友情、友愛、恋、美しいセット、衣装、光と影の使い方、群衆の一人一人の輝き。

生きるとは何か。死ぬ時に何を考え、何を残すか。
初公開時、10代だった自分に気づきを与えてくれた。

そして主演のティム・ロス。
22年たった今も一番好きな俳優さん。

この映画に出るまでチンピラや犯罪者の役を多くやっていたのが信じられなかった。
ピュアで透明感のある演技がまさにハマり役。角度や光の当たり方によって無限のごとく色を変える瞳(グリーンにもブルーにもブラウンにも)が美しく、寂しく、哀しく、魅入られてしまった。

賛否両論らしい結末は私はハッピーエンドだったと思う。
1900が選んだ生き方、死に方。
常人では考えられない選択だけど彼の来し方を思えばこの決断しかなかったと思う。
ふわふわ

ふわふわ