ゆう

海の上のピアニストのゆうのレビュー・感想・評価

海の上のピアニスト(1998年製作の映画)
5.0
2023年一作目は、大好きな作品💕

初見は、感動で震えたことを覚えている。フィルマークスを始めた時から、ベスト1だと決まっていたけれど、大事にとっておいた。暫く温め過ぎて記憶が薄れてきたし、心の準備が出来たので再鑑賞。

やっぱり、どこを切り取っても素敵過ぎる。大好きなピアノを堪能できる。全てのシーンに無駄がない。やっぱり大傑作!やっぱり最高の芸術大作💯

好きなシーン🎹その1
揺れる船の上での演奏。もうわくわくドキドキが止まらないほど好き!
一緒になって揺れていた。

好きなシーン🎹その2
ピアノの決闘シーン。早弾きの後、玄でタバコに火をつけるのかっこよすぎ。どちらも圧巻の演奏!

好きなシーン🎹その3
解体前の船に探しに来たマックスとの会話のシーン。天国での神様とのやりとりを話す姿に涙😢船で産まれ船で終える彼の生涯を思い涙😢

好きなセリフ🎹その1
『鍵盤の数は88と決まっている。無限ではない。弾く人間が無限なのだ。』たった88の鍵盤で、無限の感動を産み出す1900を表しているようで好き。

好きなセリフ🎹その2
『陸は、ぼくには大きすぎる鍵盤だ』1900にとって、船が世界の全てで、ピアノが人生そのものだと伝わってくる。

好きなセリフ🎹その3
『天国にピアノがあるといいな。』
絶対あるよと心で叫んでしまう。
覚悟を決めている1900のジョークに、涙ながらに笑顔をつくるマックスの表情も刺さる。

ラストは賛否わかれるだろうけど、船と共に終える1900の生き様は、大人のお伽噺としてこれ以上ない最高のラスト。1900こそが伝説の男。華やかさと儚さと、感動と切なさと…いつまでもいつまでも余韻に浸れる。

新年から映画にもらえた幸せ💕

次は、気力体力時間の全てが揃った特別なときに、そして、若干ストーリーを忘れてきたときに完全版を満喫しよう!
ゆう

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