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海の上のピアニストのVunnyFunkのネタバレレビュー・内容・結末

海の上のピアニスト(1998年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

大学の頃に、映画好きな女の子と付き合ってたのですが、その子が一番好きな映画がこの「海の上のピアニスト」との事でした。
「ニュー・シネマ・パラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレ監督の作品です。

ストーリー自体はめちゃくちゃわかりやすいですが、その分ちょっと話自体は薄い部分もあった印象でした。
ただ、本当は160分らしいのですが(ジュゼッペ・トルナトーレの作品は相変わらず長いな、おい)、日本で観られるのは、125分のバージョンだけらしいので、そこも作用しちゃってるのかな、と。

ただ、ピアノによる音楽の表現やフィクショナリーな部分の過剰演出も楽しく観られますし、諸々あって最後の1900の台詞は心にグッと来る物があります。
なんか憂いを帯びてるよなあ。
でも、ダイナマイトの積まれた船に残すのは仕方ないとは言え、解せなかったです。
まあ、これはあくまで僕の価値観だとって話ですけど。

時間も丁度いいですし、無難な良い映画を観たい人にはピッタリな作品だと思います。
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