最高のファンタジーはリアリティを越えて、あらゆる感情を振るわせるから、僕は笑顔になれるし涙も流す。
この作品はおとぎ話であり、対決モノでもあるし、恋愛モノでもあるし、友情モノでもあるし、人生観を問いつつ、その全てに主人公のナインティーン・ハンドレッドとピアノが美しく描かれている。
退屈な時間が訪れて映画を観たくなったら、本作を選んで欲しい。彼のピアノが心地良い時間に変えてくれるから。
2014年12月28日(日)自宅にてDVDで鑑賞。好き過ぎて観るのが怖く15年ぶりになったけど、やっぱり素晴らしかった。
余命3ヶ月の母親と観た、最後の映画になるはず。二人で観終えた後に母親が「いい映画だね」と言ってくれたのが、本当に嬉しかった。