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フィッシャー・キングのmakoのレビュー・感想・評価

フィッシャー・キング(1991年製作の映画)
3.9
午前十時の映画祭12で鑑賞。
【映画祭初上映】
◎79点
《思い出のロビン・ウィリアムズ》として、本作と『レナードの朝』が上映された。
初鑑賞です。

監督: テリー・ギリアム
出演: ロビン・ウィリアムズ、ジェフ・ブリッジス、アマンダ・プラマー、マーセデス・ルール。

【あらすじ】
過激なトークで人気のDJジャック(ジェフ・ブリッジス)は、自身の不用意な発言が引き起こした銃乱射事件のせいで地位も名誉も失ってしまう。落ちぶれ、飲んだくれていたジャックは、若者たちの浮浪者狩りに遭うが、浮浪者パリー(ロビン・ウィリアムズ)と仲間たちに救われ―。


冒頭は、ラジオDJのジャックがリスナーの相談に酷い言葉を浴びせていく。
で、罵詈雑言吐かれたリスナーは皆怒ってて。
こういう人によく相談しようと思うな😅 分かってて相談する方もどうかと思うわ。と、ちょと引きながら観てました笑

そして、その中の1人が銃乱射事件を起こしジャックは番組を降ろされ、精神的にも不安的になってしまう。
まぁ、自業自得なので仕方ない。
そんな男が絶望の中で出会った浮浪者パリー。
友情と再生を描いた物語。

人気DJの頃のジャックは自分を過信していて、人を見下しているような人。浮浪者なんて目に入らない。そんなジャックが落ちぶれて、ある事がきっかけでパリーと出会う。
パリーはちょっとイカれた人かと思ったら、パリーにも悲しい過去が。しかもそれにはジャックが関わっていて。

落ちぶれたジャックを支えている恋人のアン。
パリーが好きになった女性リディア。
パリーの恋をジャックとアンが応援し、リディアと4人で中華料理店へ。ここでのやり取りが面白かった♪

人の痛みを知り、手助けをする事で人は成長する。
挫折こそ転機になりうるかもしれない。
鼻持ちならないジャックが変われたのは、辛い思いをした事や人の支えがあったから。
そしてパリーとの出会い。
裸の付き合いいいね👍
私はできないけど笑

いい映画でした♪


字幕翻訳: 戸田奈津子
観客 3人
劇場鑑賞 #20
2023 #22
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