このレビューはネタバレを含みます
個人的にロビン・ウィリアムズの最高傑作はコレ。ジェフ・ブリッジス、マーセデス・ルール、アマンダ・プラマー(ハニー・バニー!)、すべてのキャストが素晴らしい。何度でも観たくなる作品です。
クセの強いテリー・ギリアム監督の色は薄め(唯一の頼まれ仕事だから)だけど、それが却って良かったのかも。ダークさと温かさ、シリアスとコメディが絶妙なバランスのファンタジーに仕上がってます。
「恋をすると世界が違って見える」ことを、駅構内が突然ダンスホールに変わることで表現した演出には鳥肌が立ちました。まさに映画のマジック!
世界は理不尽で残酷だけれど、救いはきっとある。スッポンポンで公園に横たわるラストの二人に、そんなことを感じました。