ぬ

キング・コングのぬのネタバレレビュー・内容・結末

キング・コング(2005年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

【船まで】
今からやばいとこに行っちゃう感が凄い。
島の壁にたどり着くまでの雰囲気とか好き。
島たどり着いた時、小舟で監督が真っ先に探索に行ったけど、
ヒロインとヒーローも一緒に行っててよく付いていくなと思った。

【ジャングルまで】
色々と迫力が凄い。
ヒロインがワニに追われ虫キモってなってティラノ3匹に追われて、
めっちゃ不幸やんこの人って思った。
巨大虫の大群のシーンとか良い感じにキモくて良い。
ワームに頭食われた人が可哀想。
凄い嫌な目にあって何とか生還したのに、まだヒロイン助けにいこうとするヒーローの精神状態がやばすぎる。
監督も頑張れよって見送るけど、普通生きて帰れないと思うやろ。
その後わりとすぐヒロイン見つけるけどあの島の広さで見つけるの無理やろとは思う。
色々突っ込みどころあるけど、
そんなのどうでもいいくらいには面白い。

【帰還後】
コングとヒロインの絆を描く尺?ここからまだ意外と尺あった。
ジャングルに比べるとリアリティがどうしても薄くなってしまうので
個人的にはジャングルまでの展開のほうがスリル感あって好き。
監督最後まで死なないんだね。

【キャラ】
◆ヒロイン
仕事無くて気づいたら島に来ちゃった人。
コングに妙に懐いちゃう。
勇気凄い。普通なら何回も死んでる。

◆ヒーロー
作家。終始格好いい。
ちょっと気だるげな感じと宮本充めっちゃ合ってて好き。
わりと出てくるの遅かったし、
船長とどっちがヒーローか分からなかった。
とりあえず監督がヒーローでは無いと分かってホッとした。

◆監督
胡散臭い人。
トラブルメーカーだけどなんか最後まで生き残った人。
物語上必要なキャラだけど、いちいちいらん事するので、
ヘイト要員。死なないんだね。

◆船長
格好良い。
何気に一番現実的な思考してて、凄い共感できる人。
なんやかんや助けに来てくれたりして良いポジ。
この人目線、監督とかヒーローとかの行動ヤバい奴過ぎる。
生き残って良かった。

◆副船長ぽい人
少年を見守る優しいガタイの良い人。
コングにポイーされちゃう。

◆少年
出生不明の少年で何かありそうだったけど、ヒーロー助けたりしてて普通にわりと活躍した人。
副船長ぽい人がポイーされた時の悲痛な叫びとか良かった。

◆顔剃りおじさん
歴戦の猛者っぽい風格のおじさん。
結構仲間助けようとしてたり、死を悲しんだりしてて、
情に厚そうなのが良かった。
あまり活躍せずワームに食べられちゃって可哀想。

◆主演俳優
ビビリの格好つけおじさん。
真っ先に帰っていったから、あ、これ死んだわってなったけど、
後で助けに来てくれたし何気に最後まで生きてた。
まぁでも主要キャラ3人がオカシイだけで、普通こうなるよね。
危険の嗅覚が凄くて、恐竜見た時とか捕獲されたコングが暴れだす時とかに真っ先に察知して逃げてて面白い。
現実だと一番長生きするタイプかも。結構好き。
ぬ