ウシエルとウシファー

キング・コングのウシエルとウシファーのレビュー・感想・評価

キング・コング(2005年製作の映画)
3.3
観た!

キング・コング
2005年公開
監督:ピーター・ジャクソン
主演:ナオミ・ワッツ


👼🏻1933年のオリジナル版を踏襲しているシーンが多くて面白い!とオススメされて、(1933年版観てないけど)鑑賞

😈映画監督のカール・デナムは映画を作るために、クルーを連れて謎に包まれた『髑髏島』へ渡るが、そこは巨大な生物たちの世界だった!という話🦍

👼🏻面白かった!

😈全体の構成が
①〜60分=髑髏島に着くまで
②60〜140分=髑髏島での冒険
③140〜180分=アメリカ本土の展開
とはっきりしっかり区切られてて分かりやすい

👼🏻けど、特に①が長い!
つまらなくはないけどキャラクターの背景を細かく描き過ぎてテンポが悪くなってる

😈②と③は映像もすごいし展開も面白いので逆転して面白い感じ

👼🏻特に恐竜の暴走シーンは良かった
コーナー攻めてた

😈コングのキャラクターも「根は優しいけど乱暴で不器用な男」みたいな雰囲気が見えて、演技一つ一つがいい感じ

👼🏻ナオミ・ワッツ演じる金髪美女アン・ダロウも、薄っぺらくない女性像がいい感じ

😈ではあるんだけどジャック・ブラックが演じる映画監督カール・デナムが全然好きになれない

👼🏻破天荒過ぎるし、犯罪紛いな事をしてもお咎めなしなのなんでなん
誰かあいつを逮捕しろ👮🏻🚓🚨"と思いながら観てたw

😈色々とオリジナル版ではどうなってるんだろう、と気になったのでそちらも観る事にしました

👼🏻という訳で次回は「キング・コング(1933)」を投稿します




✂︎-----------------㋖㋷㋣㋷線-------------------✂︎


どっちも観た!

関連する2作品をどっちも観て比較する初の試みです!

第1弾はハリウッド特撮の金字塔『キング・コング』🏙💃🦍


🎬キング・コング
1933年公開
監督:メリアン・C・クーパー、アーネスト・B・シュードサック
主演:フェイ・レイ

🎬キング・コング
2005年公開
監督:ピーター・ジャクソン
主演:ナオミ・ワッツ


👼🏻あらすじ

映画監督のカール・デナムは誰も見た事の無い映画を作るために、スタッフを集めて謎に包まれた『髑髏島』へ渡る🚢💨
そこで待ち受けていたのは独自の進化を遂げた巨大な生物たちだった!🦍
島の原住民は巨大なゴリラを「コング」と呼んで生贄を捧げる儀式を行っていた💀
デナムの映画の主演女優アン・ダロウはその美貌からコングへの生贄として原住民に捕まってしまう!💃
アンを救うため、クルーたちは島へ乗り込む事に!

大筋は1933年版2005年版どちらもこんな感じ


😈ざっくり感想

2005年版→1933年版という順で鑑賞
どちらも魅力的で面白い!

🦍1933年版
当時の最新技術を駆使して作られたスリルとロマン溢れる名作
ストップモーションで描かれるコングの演技が素晴らしく、アメリカを代表するキャラクターの1つとして長く愛されているのも納得

🦍2005年版は細かい所もかなり忠実にリメイクされていて、原作愛が伝わってくる作り
コングや島の巨大生物たちが大暴れする大迫力の映像にピーター・ジャクソンの手腕が光る


👼🏻両作の違い

🦍上映時間
1933年版→100分
2005年版→187分

🦍表現
1933年版
ストップモーションと実写の合成で斬新な映像を作るのに成功している
コングの表情や仕種はコミカルな雰囲気も
コング以外の恐竜がやや雑な印象(草食恐竜が人間を襲う等の違和感がある)

2005年版
最新のCGを駆使して、原作にはない巨大な虫や恐竜の暴走シーン等を追加して大迫力の映像を展開
コングはコミカルさも取り入れているが、霊長類っぽさがかなりリアル
生物的な違和感は排除されている


🦍ストーリー・設定
1933年版
コング=モンスターであり倒すべき相手として描く
アン・ダロウはコングに追われる被害者的立場
アメリカ本土に上陸したコングを倒してめでたしめでたしという展開

2005年版
コングは髑髏島に仲間がいない孤独な存在という要素を追加(言葉の説明はないがコングと同種の生物の骨が描写されている)
アン・ダロウは自分を守ってくれたコングに心を開いていく
人間の都合で倒されるコングの最後を悲劇的に描く


😈見比べて分かること

🦍2005年版→1933年版へのリスペクトがすごい
・倒した恐竜のアゴをカプカプする仕種
・丸太の橋にしがみつく人間を振り落とす
・エンパイアステートビルの頂上で飛行機に攻撃されて弱っていくコング
などなど、元のアイデアが面白い部分を新しい映像技術で再現されていて見応えある
そういうシーンを見つける度に「ここも原作に忠実や〜!」と嬉しくなる

🦍2005年版ではアン・ダロウとコングに信頼関係が生まれた事で、コングの死=悲劇という見え方が強くなって、デナムの「美女が野獣を殺した」と言う言葉がとても嫌な台詞になってる
そもそもデナムが髑髏島へ行かなければコングは平和に(?)島で生きていたはずなのに、、と思ってしまう
1933年版では怪物を倒した!やったー!みたいな雰囲気があるのでそこまで嫌な台詞にはなってないと思った

🦍70年経ってもほとんど直す必要が無い脚本の面白さ
2005年版は、1933年版と同じく1930年代が舞台になっていて、多少の設定変更などはあるけどストーリーはほぼ同じ
直す必要がなかったんでしょうね

ちょっと長くなりましたが、新旧キング・コング、どちらも面白かったのでオススメです
興味を持って貰えたら嬉しいです😀

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