げんき

キング・コングのげんきのネタバレレビュー・内容・結末

キング・コング(2005年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

劇場公開で見て、以来放送されてるとつい見てしまう映画のひとつ。

改めて見ると、髑髏島でコングvsレックスの一連の闘い、コングの動きがあくまでゴリラとしてのアクションだ。
いまやってるゴジラとのシリーズのコングは、人っぽい動きだもんな。

その後の恥ずかしがり屋なコングの仕草は、単純にアニメーション化された動物じゃなくて、生物としての生々しさがある。アンとの距離が近づく様も、言葉を介さずにドラマティック。

個人的には髑髏島のパートがすごい好き。なぜかというと、小学生の頃からモンスター・パニック系が好きだから。
巨大化した生物との闘いや虫系・イモムシ系との闘いはいいよね。

谷底のシーン。それまで散々巨大生物に圧倒されてきて、追い打ちをかけるように絶望的状況なんだけど、抜かりがないと言うか、カット多数カメラ振り回しBGMガンガンじゃなく、着実に「終わった」という気持ちにさせられる。


監督のカール、子供の頃は諸悪の根源で嫌なヤツ=悪人、という見方しかしてなかった。
でもここまでの熱量、執念を持ってる人物像はカッコよさもあるな。
げんき

げんき