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雨のなかの女のtoshimoviesのレビュー・感想・評価

雨のなかの女(1969年製作の映画)
4.0
都会を出て広いアメリカを見る女。60年代末ニューシネマの動きと連動したコッポラ初期の重要作であるロードムービー。ザ・シネマ町山智浩撰。
心に重く残るラストシーンはトラウマ級。止まない雨はないが、悲しみは止まらない。
置き手紙"愛してる 心配しないで"。ペンシルベニア高速の給油所の公衆電話。ヒッチハイカー"キラー"。"サイモン遊び"。アメフトで頭の怪我。毎日落ち葉掃き。バージニアのガールフレンドの実家。アラバマのパレード。ネブラスカ動物農場。警官"フラッシュ・ゴードン"とブラジャー娘。中絶手術は東京で。「雨でできてる人間がいるんだよ。泣くと涙になって溶けてしまうんだ」
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