無声のファーストシークエンスに鳥肌。でも意味は分からない。どの短編にも官能的で怪奇的な乱歩独特の空気感が差し込まれていて、もはや乱歩の世界観の延長線上まで描いてしまっているような。若松孝二の『キャタピラー』とどうしても比較してしまうから『芋虫』のエピソードはあまりノレなかったなぁ。どの俳優の芝居にも、いつもと違う色気があって、色で言うと、ムチャクチャ濃いピンクみたいな。でもまぁやっぱり浅野さんが凄かったなぁ。漫画家カネコアツシのべらぼうなセンスとばっちしハマッてて、『蟲』のエピソードはもうすごいことに。あれは引いたなぁ笑
