Bobsan

燃える昆虫軍団のBobsanのレビュー・感想・評価

燃える昆虫軍団(1975年製作の映画)
5.0
これは怖い作品ですね。
大地震が起きた影響で太古の昆虫が目覚めます。この昆虫はお尻の部分にある突起を擦り合わせて発火する能力がありました。
この昆虫に妻を焼き殺された生物学の大学教授が昆虫の生態を研究する過程で知能の高い新種を生み出してしまいます。
やがてこの新種は自ら進化を遂げ、巨大化し、飛ぶ事も出来るようになってしまうのでした。
この作品は、全体的にのんびりした展開が続くのですが、要所要所で主人公周りの登場人物が燃える昆虫軍団に容赦なく無惨に焼き殺されるのでお口があんぐりしてしまいます。
更に、進化して知能を得た昆虫軍団が虫文字で「WE LIVE(我々は生きる)」と書いたり自ら進化して飛翔能力を身につけるので「これは…やばいかも」という気持ちがじわじわと湧いてきます。
ラストも救いが無く、もしかしたら人類は敗北してしまうのでは?という絶望感に包まれてしまいます。
監督名がジュノー・シュウォークとなっていますが80年代にはヤノット・シュワルツという日本表記で「ジョーズ2」や「スーパーガール」などを監督した僕の大好きな監督です。
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