アート調の青春ひりひりサブカル映画
人を殺してしまったので冷蔵庫に入れて海に捨てに行くというお話なんだけど、それ以外はロードムービーみたいで、ストーリーというよりは雰囲気とか世界観を楽しむような映画だと思う
アート要素がたくさんあるというよりは抽象的な描写が多すぎて理解が追いつかない感覚だった
街のシーンは撮り方がちょっと前のドラマみたいで、すごく懐かしさを感じられたのがよかった
この頃の脚本には今の坂元裕二節というようなものは少ないけど、この映画にはその片鱗が少しだけあった気がする
冷蔵庫と一緒に海に落ちるシーンはあの効果音も含めて完全に昔のホラー映画で笑ってしまった
そしてこの映画をマークしてる人の何人かが、これを最後にまったくマークしてなくてホラーでした