2012年のトニー・ギルロイ監督作品。こうなったらボーン・シリーズ完走しとこ。
『ボーン・スプレマシー』後、パメラがCIAのトレッドストーン作戦を公表したためCIAの一部上層部は進行中の暗殺者養成計画「アウトカム」を極秘裏に中止することに。計画に参加しアラスカで訓練中のアーロン・クロスは無人爆撃機に急襲されるが間一髪で逃れ科学者のシェアリング博士とともに逃亡する。
ジェイソン・ボーンこそ登場しないがパメラなどCIA関係者は続投しているスピンオフ的作品。主演がマット・デイモンからジェレミー・レナーに変わっただけでプロットベースやストーリー進行はほとんどボーン・シリーズと同じで、CIAの極秘計画の一員が逃げ回ってCIAが追うといういつものアレ。
ジェレミー・レナーが時折見せる人懐っこい笑顔はマット・デイモンのボーンには無かった魅力だし、おそらく本人によるパルクールアクションも見どころではあるんだけど、いかんせん物語に新鮮味がない。ラストショットがちょっとカッコよかったのは美点。
ボーン・シリーズのエンディングと言えばMobyのこの曲"Extreme Ways"。イントロが流れただけでエンディング感が出るのはGET WILDにも似たり。どうでもいいがMobyは親族があのハーマン・メルヴィルだからMobyという芸名にしたそうな。 https://www.youtube.com/watch?v=nBB2bPwKWVg
https://x.com/syuhei/status/1708423565744521544?s=20
