土曜日のユイ

悪魔の手毬唄の土曜日のユイのレビュー・感想・評価

悪魔の手毬唄(1977年製作の映画)
4.0
急に出てくる題字とか音楽もやっぱりかっこいいし、手毬唄ききにいったときの映像の始まりとかもやっぱりすごくて。
ショッキングなシーンを直接は見せないけどそれでも伝わるショッキングさ。すごいです。
市川崑!
出てくる人たち(殺されないサブキャラの方々)がかなりキュート。
泊まってる宿の人がおちゃめでかわいいし、御隠居さんもめちゃかわいい。
野呂の妻出演時間は少ないけど、すごく笑わせてくれるし印象的。
死体の出方がこれまたすごいインパクトで観ててうわー!て声出ちゃうくらい。最近映画見ててこんなびっくりすることもうない気がする。
でも、そういう重いインパクトあるシーンだけじゃなくてコミカルなシーンもちょうどいい量でちょうどいい時で、よく効いていてほんと楽しい映画でした。
石坂浩二金田一レギュラーメンバーもたくさん出ててあ!この人も!この人も!って感じで気づくと楽しいです。
次の作品にも出てきてるんだろうなーって思うだけで楽しみになる。
若山富三郎さんかっこいいわぁと思ったら勝新太郎のお兄さんなんだ。はえー。それはかっこいいわけだ。
歌名雄役の人へったくそだなーと思ったらアイドルなのか。
アイドルだからって知らないで見てもわかる下手くそさ。最悪です。
当時も相当言われたと思うけど、金でねじ込まれた感、話題作り感。
話題作りのための顔で売れてるけど演技は下手くそをねじ込んでくるの本当にやめて欲しい慣習ですね。いい作品なら尚更腹立たしい。
石坂浩二の金田一耕助シリーズは新旧犬神家を鑑賞済み。
(2020/12/03 Amazon Prime ビデオで)