きょむ

悪魔の手毬唄のきょむのネタバレレビュー・内容・結末

悪魔の手毬唄(1977年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

1950年代特有の戦争の名残と現代化志向が混ざり合ったおどろおどろした雰囲気が好き。
映画自体は1977年だから、映像が古いし、石坂浩二も若い。
横溝正史の作品は映像が古いぐらいのほうが雰囲気出て良い。
現代でも何回も映像化されてるけど、やっぱり今撮ったらどうしても小奇麗になつちゃうので。人物とか家とか服とか街並みの汚さが合ってて好き。正直動機としては弱いし、別に殺す必要ないでしょって感じなんだけど、現代においてもミステリーはそういうものだしね。
そして被害者達も危機感が無さ過ぎる。どう考えても怪しい誘い文に乗せられて一人でのこのこ行くんじゃないよ。
リカさんは美しいしカナオくんは単純で可愛いし、石坂浩二の金田一も磯川警部もいいキャラしてて可愛い。八つ墓村も見てみようかな。
きょむ

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