あかつか

悪魔の手毬唄のあかつかのレビュー・感想・評価

悪魔の手毬唄(1977年製作の映画)
4.0
『犬神家の一族』をはじめて見て衝撃を受けたのが20年くらい前。そんでTSUTAYAで石坂金田一シリーズ全部借りて見たけど、たとえ市川崑ほどの巨匠であっても続編で『犬神家』を超えるのは難しいのだな、と率直に感じた。さては犬神佐兵衛の呪いか。

ネタバレになるけど(というかジャケットに思いっきり出てるけど)酒樽に浸かる死体は、『犬神家』のカエル足と並ぶくらい好き。あと前作にはいなかった若山富三郎がこの一見なんでもありな設定に重みを与えている。

手毬唄を披露する老婆、原ひさ子。50年近く前の映画でこのお姿なのに、結構最近まで存命やったらしい。ひぇ。

屋号って面白いよね。親戚に煙草屋とか乳屋とかいたもんな。
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