ワンタンEddie

悪魔の手毬唄のワンタンEddieのレビュー・感想・評価

悪魔の手毬唄(1977年製作の映画)
3.5
いまや、様々なサスペンスの古典のような作品と言ってもいいかと思う。
極めて複雑な登場人物相関図やストーリーをテンポよく展開することに成功しているし、早口で情報過多になるかと思いきや、若山冨三郎はゆったりとした演技でこれを語る、俳優ってすごいな、ということを実感できる作品だと思います。
磯川警部の人柄としての優しさ、謙虚さ、刑事としての厳しさ、有能さ、そして愛情深さや金田一との信頼関係などを限られた時間とセリフで存分に発揮されていて、本当にすごいです。