吉田喜重の作品で、もしかしたら一番好きかもしれない映画。
アラン・レネの影響がめちゃくちゃあるだろうことが容易に想像できる格調高い映像が抜群に素晴らしく、尺がそんなに長くないこともあってその美しさ…
岡田茉莉子と横内正がヨーロッパをごちゃごちゃ喋りながら徘徊する映画。堅苦しい松竹の旅行シリーズみたいな感じ。
吉田喜重なので構図やショットはカッコいいが、話はそんな面白くない。
あと、日本航空の全面…
時間の流れを刻印するヨーロッパの都市の景観。その中で貿易商として働く岡田茉莉子が、戦後の断層を意識しながら幸せとは何なのか問いかける。喋ってることがなんか全体的にボードリヤールっぽいがカテドラルとい…
>>続きを読む「さらば夏の光」
冒頭、一九六八年の初夏。暗闇に光る粒、ポルトガル、リスボン。男の一人称、ヨーロッパの街並み。地図の絵が描れた大理石、家具や工芸品を買い漁る女、2人の出会い…本作は吉田喜重の初…
吉田喜重監督と岡田茉莉子さんのトーク付き上映。
日本航空ヨーロッパ就航記念で
企画された映画。
少ない予算、少ないスタッフで撮影。
ゲリラ撮影したところも。
企業映画でも自分の作家性を刻印していると…
ヨーロッパ諸国をまわる豪華な観光映画であり、名所旧跡をクオリティ高いカラー映像により紹介する。
共演2人が何やら噛み合わないセリフを始終言い合っていくが、終盤にはそれなりのところに収斂していく感じが…