偶然を装った出会いと別れの作為的連鎖によって、ヨーロッパ・ロケーションが全て無に帰す勢いで、結果とんでもなく奇妙な無国籍映画に変貌してしまった感。メインキャラクター2人の間には、障害や国境はあるよう…
>>続きを読むまぁまぁ。外人が日本をさすらう映画は何本か見たが、日本人が外国をさすらう映画はなかなかないね。撮影が無茶無茶美しくていい。『秋津温泉』といい喜重のメロドラマは時間が重要なファクターになってる。
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改)「トゥー・ザ・ワンダー」日本語版である。ルベツキが高評価の現在よりも遥か昔に日本にもこのような映画が作られたことを誇りに思う。ニューローマもでてきたりとすっかり旅行気分を味わえる。一つ一つのカ…
>>続きを読む「トゥー・ザ・ワンダー」日本語版である。ルベツキが高評価の現在よりも遥か昔に日本にもこのような映画が作られたことを誇りに思う。ニューローマもでてきたりとすっかり旅行気分を味わえる。一つ一つのカットは…
>>続きを読む岡田茉莉子と横内正が気取った会話をしながら散歩する画がひたすら続くアラン・レネ風味の観光地案内映画。
若くもない岡田茉莉子がシミーズ姿で明け方の街をさまよう姿は狂女にしか見えない。横内正の身体もだ…
世界の綺麗な景色を撮影しちゃおう☆映画。内容は難しいです。
「あたしはあなたの前を通り過ぎていく風景のひとつ」
と呟く岡田茉莉子がとてもいじらしくて健気で意地悪できゅんとします。
そして…撮影が…
松竹ヌーベルバーグが1人、吉田喜重監督作品。大島渚は物語も構成もキチガイでオモロー、篠田正浩は映画が丁寧でスタイリッシュ、吉田喜重は不協和音のような音楽にあやふやなストーリーライン、不気味な建築物や…
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