チャップリンのニューヨークの王様の作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 4ページ目

『チャップリンのニューヨークの王様』に投稿された感想・評価

enter

enterの感想・評価

4.2
モダニズム、というか大分クレイジーな実験国家アメリカ(アメリカニズムなるもの)を面白おかしくdis ってて大変痛快でした
アメリカの非米活動委員や消費主義への
皮肉たっぷりな異色作。。
個人的なアメリカへの恨み。。

チャップリンの遺作。チャップリンは喋る俳優としてもきっと一流だったに違いない、だが喋る以上に表情身振りで感情表現できる最大の武器を喋る為に抑制される悲しさ。コメディとしての洒脱さよりもアメリカを去ら…

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wong

wongの感想・評価

3.5
チャップリンの今までの作品と彼の身におきた事を考えると、メッセージが濃厚な作品。従来のサイレントやトーキーとはかけ離れているが、ときたま入るサイレン時代のような演出に、鳥肌がたつ。そんな感動があった。
自由の国アメリカに亡命してきたヨーロッパの王様がなぜか共産党員の疑いをかけられ...ってめちゃめちゃチャップリンの私的な恨みが入ってる笑チャップリンJr.めちゃ可愛い。
mappii

mappiiの感想・評価

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チャップリンって老けたらめっちゃ普通のおじいちゃんじゃん。
最初どれがチャップリンか分からんかった!

チャップリンの最後の方の作品ってこともあってもうトーキーにも慣れて、普通にドラマ仕立てになって…

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Taul

Taulの感想・評価

3.0

『ニューヨークの王様』(1957)放浪紳士は最後王様になって帰ってきた。これほどアメリカへの皮肉や批判を込めた作品とは。トーキーで失ったもの、見捨てられた映画の王様などメタ的な視点も多い。自由の国の…

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DamKeeper

DamKeeperの感想・評価

5.0
最高です。爆笑しました。
歳をとっても身のこなしは軽いし、品があって強面だけどチャーミング。

で、ちゃんとアカ狩り批判もあって流石です。
素晴らしい。

一流のコメディアンが歳をとってその芸が笑えなくなって来るというのは日本のお笑い番組を見ていてもたまに目にします。
ヤキが回って来るというやつです。
観客に飽きられてしまう、芸自体が硬直して質が低下す…

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ぺん

ぺんの感想・評価

4.0

チャップリンのニューヨーク、アメリカへの恨み言であり最後のラブレターかな。
公開当時、この社会風刺は生々しかったろうなぁ…
往年のパントマイムやコメディが好きだと面食らうけど、
妥協せず自分を表現し…

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