革命によって国を追われた某国の国王が取材やCM出演、政治活動に巻き込まれバタバタな生活を送るお話
チャップリン最後の主演作品であり、アメリカを追われたチャップリンの恨みつらみが混じっているような、…
なぜこれが取るに足らないかというと、チャップリンが感情的になってしまったから。
世界恐慌/トーキー/ヒトラーに対して恐らく全て同じ姿勢、同等の覚悟で臨んでいるからこそいずれも絶賛されたのだろうが、…
チャップリン映画祭
トーキー
都会風刺、商業主義風刺、赤狩り風刺にちょっとのお笑い
メッセージ強すぎてエンタメ薄い
モダン・タイムス(1936)までの痩せたチャップリンしか知らなかったから最後まで…
チャップリンがスイス移住後に撮った最後の主演作。
ニューヨークにやって来た国を追われた王様が、期せずしてテレビコマーシャルで人気を得るも、あらぬ疑いをかけられることになる物語です。
トーキーになって…
2022年12月 8日 中洲大洋
65年前の赤狩りの真っ最中に撮られたチャップリン70歳ちょい前の映画。
冒頭、空になった王宮に突入する人々が写されるが、扇動されて米議会になだれ込む暴徒を想起さ…
第2次世界大戦後、自由主義世界のリーダーとして君臨しているアメリカ文化を大いに皮肉った作品。そのため、チャップリンのコメディの中に、文明や権力者やブルジョアへの皮肉を求める人には面白くない作品になっ…
>>続きを読む『ニューヨークの王様』(1957)放浪紳士は最後王様になって帰ってきた。これほどアメリカへの皮肉や批判を込めた作品とは。トーキーで失ったもの、見捨てられた映画の王様などメタ的な視点も多い。自由の国の…
>>続きを読むチャップリン晩年の作品。
ところどころに往年の芸を見せてくれるが、ぜんたいにテンポが悪く弛緩したシーンが多いのが残念。
なにより「赤狩り」に染まるアメリカの負の部分を強調するあまり、チャップリン…