一流のコメディアンが歳をとってその芸が笑えなくなって来るというのは日本のお笑い番組を見ていてもたまに目にします。
ヤキが回って来るというやつです。
観客に飽きられてしまう、芸自体が硬直して質が低下す…
チャップリンのニューヨーク、アメリカへの恨み言であり最後のラブレターかな。
公開当時、この社会風刺は生々しかったろうなぁ…
往年のパントマイムやコメディが好きだと面食らうけど、
妥協せず自分を表現し…
チャップリンがアメリカを追放されてからの映画で、全編にわたってアメリカ社会と赤狩りに対する批判で固められている。ほとんどが皮肉的な笑いだけど十分楽しめた。でも、全盛期ほどの切れもなく、強いメッセージ…
>>続きを読む隠し撮りしてしれっとCM喋ったりのところ、めちゃトゥルーマンショー!
本棚の柄の扉を開けたらTVが出てくるの、めちゃくちゃ皮肉。痛いのでは?われらも。今のこの国があるのは、われらの不勉強や思考停止…
事実を知って観ないと意味がない作品。
何も知らないで観ると、
「チャッブリンもこの頃は落ちたね。なんか笑えないね。」て思うだけかもしれない。
笑えない?
そりゃそうだ!
だって、彼はずっと根…
チャップリン晩年の作品。
ところどころに往年の芸を見せてくれるが、ぜんたいにテンポが悪く弛緩したシーンが多いのが残念。
なにより「赤狩り」に染まるアメリカの負の部分を強調するあまり、チャップリン…