面白いアイディア満載のアクションシーンが次々と繰り広げられ、サイレント映画なのに全く退屈する暇がありません。バスターキートンの体を張った演技も、すごすぎて当たり前に見えてしまいます。
構成も見事で、前半はキートンが列車を追う側だったのが、後半で終われる側にまわるのが面白いです。その間、構図は基本的に線路を真横から見たショットですが、常に同じ向きから撮られていて分かりやすいです。
時代やラストの橋から落ちるシーンも含めて、バックトゥザフューチャー3を思い出しました。間違いなくこの作品へのオマージュですね。