喜劇?ノンノン、ラストの鉄橋のシーンなんてスペクタクルですよ
まんま「戦場にかける橋」(1957年)だぁ!
南北戦争の時代、南軍の地で機関士として働くジョニー(バスター・キートン)、ある日、北軍に機関車を奪われてしまいます
運悪くその機関車には恋人が乗っていました
・・・単身、機関車を追いかけるキートン 大活躍の始まりです
何せ機関車ですから、行きは北軍を追いかけ、帰りは北軍の追っ手から逃げる“往復劇”でしょ、繰り出される“笑いのネタ”がよく尽きないなぁ、と感心しました
改めてキートン作品に接して思ったのが、コメディアンというよりアクションスターでした
今で言うなら、ジャッキー・チェンが一番あてはまるでしょうか
北軍は大敗北、恋人も救え、かくしてヒーローは晴れて、少尉として入隊を認められるのでした、めでたし、めでたし
【追伸】
昔から比較されるのは、チャップリン
チャップリンが表情豊かなのに対して、キートンは全く“笑わず”(無表情)で客を笑わせます