このレビューはネタバレを含みます
パッケージを見て「ぶっ飛んだお馬鹿映画」だと思ってソフトを購入。
しかし…冒頭のシーンから結構重たいお話…
主人公(便宜上)が精神病院に入れられてしまった…と思ったら急に精神病院が娼婦小屋に!?頭にクエスチョンマークが10個くらい浮かんでいたら今度は主人公がセーラ服を着て日本刀と拳銃を手にして巨大な鎧武者とのスタイリッシュアクションバトルが始まった!
しばらく理解が追いつきませんでしたw
が…鑑賞している間にこの世界の構造が何となく理解出来てくると面白くも悲しい映画だと思えて来ました。
私の解釈は
精神病院に入れられたのが現実。
そして主人公が精神病院を娼婦小屋に置き換えて世界を見ている、
娼婦小屋妄想目線でダンスを始めると始まるバトルシーンパートは主人公の内面世界表現。
こんな解釈で見ていると非常に楽しめました!
終わり方は凄く切なくて寂しい気持ちになりました…。
構成やキャラクターは非常に気に入りましたが私的にはバトルアクションパートが苦手でした。
バトル漫画やアニメの演出を実写でスタイリッシュに表現しているのですが、見ていて恥ずかしくなってしまいましたw
全てのカットが「キマッタ絵面」になり過ぎていて…w
私的にはこのバトルシーンが半分以下の短さだったら見やすくて大好きな映画でした!
でもミュージックビデオ監督出身でジャパンアニメ好きのザック監督が1番撮りたかったのはバトルシーンパートでしょうから仕方ないですねw
嫌いになれない映画でした