このレビューはネタバレを含みます
よく分からない。
"心の声と心の武器で現実に立ち向かう"。それがテーマであるとしても、どうも話が分かりづらい。
ビジュアルはエキサイティング、いっそ壁に飾りたいが、肝心のお話との相性がミスマッチ(想像が飛躍しすぎて、逆に話についてけない)。ある場面でメインキャラが呆気なく死ぬとこも、犠牲で仲間を救うラストも安直でどうもなぁ…まあオスカー・アイザックが負けるパートはザマァだが。
シークエンスを四つに分けて、それぞれに違ったカラーを出しているのは面白いし(ソダーバーグの『トラフィック』もカラーの違いを出してたし )、スコット・グレンが二重の意味での師匠(メンター)役も面白い。けど、工夫すればもっと色々出来たはず。
ちょっとしたビックリ箱を観たいときには良いかな…