〖1940年代映画:ドキュメンタリー:伝記映画:東宝映画文化映画部:文化・記録映画ベスト100・短編映画で見る日本の20世紀〗
1941年製作で、長野県の観光PR映画として撮影され、小林一茶の伝記映…
有名な俳人小林一茶の生涯や彼の当時の生活を彼が作った俳句と共に照らし合わせつつも、現代の信濃の農村の問題点や生活を浮かび上がらせる亀井監督による卓越した編集術に感嘆。句のチョイスも見事で、一茶がいた…
>>続きを読む授業。
文化映画として認定されなかったことを逆手にとって売り出した作品。
長野のPRのために作られたが、貧困の農民を映した社会性と小林一茶が孤独を詠んだ俳句の二重構造になっている。
村から追い出…
yidff2019「 「現実の創造的劇化」:戦時期日本ドキュメンタリー再考」
小林一茶の句と長野県の庶民をモンタージュする。軽井沢の観光映画と見せかけて、印象づけられるのは農民の過酷な生活。まったく…
長野県信濃町の観光PRとして撮られた作品でありながらも観光意欲は全くそそられない。山中貞雄を彷彿とさせる抒情性溢れる映像に亀井文夫の知性と天才が垣間見える。小林一茶の俳句の精神が画面にも波及した牧歌…
>>続きを読む佐藤真の著書のなかで亀井文夫というドキュメンタリー作家が取り上げられていたため鑑賞。
この亀井文夫という監督は戦時中に『戦ふ兵隊』という軍部のプロパガンダ映画の制作を引き受けたのだが、その映画は外…