TakayukiMonji

修道女のTakayukiMonjiのレビュー・感想・評価

修道女(1966年製作の映画)
3.8
ジャック・リヴェットマラソン。
ゴダール作品の印象が強いアンナ・カリーナだけど、このジャケットのビジュアルワークも含めて、これまで観てきた彼女の印象とは全く違う役柄。
修道院や当時の貴族社会の闇を描いた作品で、終始ヒリヒリする展開。院長からの拷問や監禁がなかなかハード。そもそも、修道院や信仰に対して抵抗心を抱えてて、そこからの解放に動いていく。ヤバいやつらがいっぱい出てくる。
救いのない修道院、救いのない現世。聖人はいない。
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