重要証人の命を護る証人保護プログラムの執行官ジョン・クルーガー（アーノルド・シュワルツェネッガー）の活躍を描いたサスペンス・アクション。
ジョンは、海外への兵器密売を企てる大手軍事会社を内部告発しようとするリー・カレン（バネッサ・ウィリアムズ）を保護する任務に就いたが、政府の有力者が関わる密売計画に、ジョンとリーが命を狙われる羽目になる。
証人保護プログラムのために、証人の死を演出するシーンから始まるが、「恩は売っとくもの」といった感じに、このシーンが後に効いてくる。
密売するハイテク銃“レールガン”が、近未来的でそこだけSF感がある。
ジョンが両手にレールガンを構える様は、これぞシュワルツェネッガーといった感じ。
通して痛快ではあるかも知れないけど、結末が残念。
それを良しとするならば、少しコメディ寄りにした方がいいと思える作品。
ジェームズ・コバーンの無駄遣い感も否めないけど、それはそれで良いのかな…。
