河

ブルー・ジーンズの河のレビュー・感想・評価

ブルー・ジーンズ(1958年製作の映画)
5.0
原チャ映って音楽が鳴ってていう始まった瞬間から嬉しくなってしまった ナンパした人との関係性、ヴァカンス、それを楽しめる若さ、人生、どれも刹那的なもので、原子爆弾が開発されている今次の瞬間それが終わってもおかしくないっていう、その刹那性を自覚しつつもそれにしがみつこうとしてるような感覚があるからこそ、この映画の全てのシーンが愛おしい瞬間のように見えるんだろうなと思う それが短編であるからこそ良い

曲が後ろに引いたり、別録音だからこその音声演出はこの監督の十八番的な感じなのかなと思った 似たシーンがあったり、アデューフィリピーヌに向けた習作って感じもあるけど、めちゃくちゃグッときてしまった この映画で描かれているものに別れ告げた映画がアデューフィリピーヌっていう印象 あと相変わらずfinの出方が最高
河