寅さんのテーマソングみたいな音楽が流れる度に泣けてきて、涙腺元に戻らないまま終わりました…
アル・パチーノは一点を見つめることで盲目の演技をしている中で、
普通だったら例えば、一点を見つめて呆然として気落ちしているのを表すべきところで、何故か目線は変わらずに感情の変化が表せる。改めてほんとに名優だと思う。
アル・パチーノは目の俳優
デニーロは口の俳優 なんかそんな感じの発見を最近しました。
正直言ってストーリーは単純だし、アル・パチーノと辛うじてクリス・オドネル以外全員脇役という感じも否めないけど、
最初から最後まで観ている人の心を掴んで止まないアルの演技力は唯一無二。
そしてタンゴのシーンは何度観ても胸が熱くなります。
フーアァー!!ていう口癖も愛らしかったし
そんなに声を荒げなくていいのに毎度喉心配になっちゃうアル・パチーノも大好きです。
それにしても同級生達大丈夫そう?
顔に性格の悪さが出ちゃってるけど…
人生が辛くても逃げないこと、困難に立ち向かって戦うことの大切さを改めて感じて明日からも頑張れる映画。