クレメンタイン

セント・オブ・ウーマン/夢の香りのクレメンタインのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。
盲目の退役軍人のフランクと苦学生のチャーリーがニューヨークに旅する話。フランクは口が悪く、偉そうで周りから嫌われているがそんな事も気にしていないように見える。しかし彼にも悩みはあり、盲目でずっと暗闇で生活する日々。生きる意味は残されていないと感じ、旅の終わりに自殺すると決めていた。そんなフランクに寄り添うチャーリー。一方チャーリーも学生が校長の車へイタズラしたところを目撃し、密告しなければ退学させられる状況であった。チャーリーがどのような決断をするかフランクは気にしていた。
終わりの、フランクが校長に人のあるべき姿を演説するシーンはとても素晴らしい。見る人に勇気や困難な道であっても正しい人間であろうとする大切さを教えてくれる映画だった。

うーはー