サイチ

セント・オブ・ウーマン/夢の香りのサイチのネタバレレビュー・内容・結末

4.3

このレビューはネタバレを含みます

盲目の元軍人のアル・パチーノ演じるスレード中佐と学生のチャーリーの友情の話。
序盤は噛み合わず毛嫌いしていた2人だが中佐と行動を共にする事により中佐の強い面と弱い面を知りお互いをより理解するように。

中佐の破天荒な行動や言動に振り回されながら進んでいくストーリーから目が離せなかった。

そして何よりもアル・パチーノがかっこ良すぎた。
眼光の鋭さや話し方、キザな物言い。時に見せるチャーリーへのアドバイスが的確で最高の人生の教師してました。

仲間を売らず沈黙を貫いたチャーリーを学校が罰せようとした際の演説はホロリと来るものがありました。
あの演説はずるいよ。

度々口にする「フーアー」と言う言葉。
調べたら陸軍の掛け声で「了解」や「はい」みたいな意味らしいのですが最後の「フーアー」からのスタンディングオベーションは痺れた。

アル・パチーノの魅力全開な映画でした。

ガブリエル・アンウォーも綺麗でタンゴのシーンは妖艶で様になりすぎでした。
サイチ

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