湾岸に住むランナー

セント・オブ・ウーマン/夢の香りの湾岸に住むランナーのレビュー・感想・評価

3.5
 およそま30年ほど前の映画。アル・パチーノ演じる偏屈な退役軍人フランクの不適切ぶりが、ハラハラするやら笑えるやらだった。
 悩める二つの魂の幸運な出会いの物語。何が二人を結びつけたのか?映画を見ながら、ずっとそれを考えていた。確信をもって正解は言えない。しかし、ざっくりいえば、どちらも真に悩んでいてということか。正反対な人となりだから、共通点はそこしかないと思う。さまよえる魂は、感じ合うものがあるのだろう。