こんな名作だったとは。早く見るべきだったな。
「私にも目が見えるときがあった。ここにいる者たちよりも若い兵士たちが腕をもぎ取られ、足を引きちぎられるのを見てきた。しかし、一番の悲劇は魂をつぶされた者だ。潰れた魂に義足はつかない」を始めとする、懲戒委員会での演説が何度も見たくなるほどよかった。言葉の選びがよくて、グッときすぎて苦しくなるほど。大切なものを教えてくれる。
そのシーン以外にもユーモアが聞いた名言がたくさんあって、笑いあり、涙ありで素晴らしい作品だった。なんと言っても主人公が口が悪い。それがなぜか余計に優しく感じる。
そしてやっぱりアル・パチーノがかっこいい。
悲しみを含んだ演技がよく似合う。
チャーリーの優しさも魅力のひとつ。
この作品はこれからも何度も見るだろう。