もんてすQ

セント・オブ・ウーマン/夢の香りのもんてすQのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ストーリー内で、逆にキチンとオチをつけてしまったのが良くなかった
全員が立ち上がって拍手喝采っていうのが都合の良すぎる感じがして、いかにも商業映画的というか...
クライマックスはホテルのあのシーンで良かったと思う

それにしても盲人にフェラーリを運転させるシーンは死ぬかと思った
運転が下手なペーパードライバーとしては、洋画の運転シーンはハラハラしっぱなしだ...

しかしアル・パチーノの演技は素晴らしいと感じた
セリフも無く立ったまま、表情だけで演技になる
これぞ役者であると思い知らされた
「フーアー!!」もタンゴのシーンも素晴らしかった
同年にノミネートされていた別の作品での助演男優賞を含めると、9回のノミネートでやっとのオスカー受賞
授賞式のスピーチで「これで連続候補記録が途絶えてしまった」と言ってウケていたそう

"たとえ脚が絡まっても、また踊り続ければいい"

フィリップ=シーモア・ホフマンの映画初出演作、若い
スーパー8でのエル・ファニングのダメな父親役の人も、警官役で地味に出ています...
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