のりんぽ

セント・オブ・ウーマン/夢の香りののりんぽのレビュー・感想・評価

4.1
最初から最後まで圧巻の映画だった。
アル・パチーノの存在感はすごくて、どうしたらあんな目が出来るんだろうと思いながら観ました。一瞬でも見えてる人の目になるんじゃないかとじっくり観察したけど完璧だった。
アル・パチーノ演じるフランクは迫力あって口も達者で目立つけど、そばにいるとちょっとめんどくさい😅
一方クリス・オドネル演じるチャーリーは最初フランクのかげに隠れて目立たなかったけど、心の葛藤が素直に響いて好演だったなと。

前半ではフランクは人間には戦うやつと逃げるやつの2種類しかいない。賢いのは逃げるやつだと言っていたけど、ラストの演説では見事に戦っていた。
ラストにいくまでの過程で、そして2人の間に生まれた友情でよりいっそう演説が心に響いた。

タンゴを踊るシーンもとても好き。
そしてフェラーリを運転するシーンも。

これはいい映画でした❗️
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