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青い鳥のtAeKoのレビュー・感想・評価

青い鳥(2008年製作の映画)
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⚫️いじめる側と、いじめられる側、傍観者、ヒートアップしていくいじめと、それぞれのその後がわかる映画だった。それぞれの立場を感じることができた。

いじめも、お互いが役割を演じていくうちに、収拾のつかないところまで行ってしまうのだと感じた。


⚫️井上役の太賀くんが、細かい感情の表現が上手くて惹かれた。初めはよくいるいじめっこの頭で嫌なやつ。でも、だんだんと、弱さや優しさや強さが見えてきて、役の成長がわかって素敵だった。

⚫️心に残った言葉。
・「全部俺のせいかよ!」、、、みんな、主犯のせいにしたがるけど、その空気を作り上げたのは、みんな。

・「人は弱いから、強くなろうとする。でも、つよくなんてならなくていい。頑張るだけでいいんだ。今より少しでも、人の気持ちを想像するだけでいいんだ。」、、、自分も昔見て見ぬ振りをしてしまった過去から、生徒に大切なことを教えている姿がぐっときた。
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